北京1日目

fumi · September 10, 1999

待ちに待った北京一人旅。10時11分鎌倉発の横須賀線で成田空港へ。成田空港まで2時間半!!長かった〜。電車の中でひたすら中国語会話の本を読む。

成田が近くなってくると、周りはみんな旅行者ばかりなのね。しかもみんなスーツケース。俺は大きめのバッグ一個に服とかを詰め込んだだけだったので、なんか浮いてる気がした。あんまり持っていきたくなかったからね〜。それでも結構重かったけど。

終点の第1ターミナル駅につく。荷物を預けて軽くなりたいのでさっさとチェックインしようと思いカウンターに行こうとすると、セキュリティーチェックの兄ちゃんに文句いわれた。どうやらチェックイン予定時刻の30分前からしかセキュリティーチェックを通せないらしい。知るかいそんなの。しょうがないので、時間まで飯を食うことに。と思ったけど、予想通りというかなんというか、空港の飯は高いね。唯一適正価格(?)で提供しているマックに。牛なべパン頼んだけど、あれ食いにくいね。味はほとんどないし。まぁ、これからうまいもんたらふく食うんだからいいやとか思いつつ、UAのチェックインカウンターへ行き、搭乗手続き。どうやら出発時刻が15分早まって16時40分になったらしい。そのままさっさと出国手続きして、待合室でまた中国語会話の本を読む。いや、結構あせってたのよね。なるべく中国語だけですごせるようにしたかったから。その割には前日まで何にもやってなくて、あせって本買ってるし。待合室の後ろの席の日本人の女二人は英語で会話してるし。まだ日本なんだから頼むから日本語しゃべってくれぇ。かなりの劣等感だね。

飛行機に乗り込む。初の国際線。俺は初の国内線(高校1年の修学旅行ね)で耳が痛くなった経験があったので、今回はさらにだめになるんじゃないかと心配。離陸時には飴なめまくりました。でも、全然大丈夫だったよ。ちょっと拍子抜け。さらに、初の機内食。パスタを頼む。なんか、みんなまずいまずいっていうけど、それほどまずくないとおもうんですけど。次いで飲み物。俺が「てぃーぷりーず。」っていってもわかってくれず、結局日本人スチューワーデスが「何にしますか?」とかきいてくるので、「紅茶ください。」と。俺の発音はそんなに悪いのか・・・。たかだか”てぃー”とばかにできん。

飯食って一段落したところで、通路の向かい側の、14,5歳の東欧人っぽい女の子が話し掛けてきた。おおーと思いつつ、少し会話をしたが、相手の行っていることがほとんど理解でき〜ん。相手も英語があまり通じないことがわかってか寝てしまった。だめじゃん俺。なさけね〜。英会話、やっぱできなきゃだめだね。いや、ほんとに。これは後の旅中でもひしひしと感じたことなんだけど。皆さん英語だけはやっておきましょう。得することしかないんじゃねぇか。英語できて損なことなんてきいたことないよね。

なんとか無事に北京に到着。出国手続きで一箇所記入を間違えてて、かなり時間がかかってしまった。どこからきたのかってところで、東京とするのを北京にしていたんよ(汗)。おかげで係員の人は何度もパスポートを確認して、しまいには文句をいってきた。いや、だから間違えてごめんなさいってあやまってるじゃんか〜。英語を読めない俺が悪い。う〜ん。

銀行で2万円分のT/Cを人民幣(RMB)に。円高だったので、交換レートはよかったです。1RMB=13.175円。普段は大体1RMB=15円くらいだからね。お得。ボッタクリタクシーを無視して、正規のタクシー乗り場へ直行。ホテルまでいってもらう。

運転手は片言の英語をしゃべる面白い人だった。こっちが多少中国語をしゃべれることを知ると、会話の練習までしてくれた。が、もうすぐホテルというところでトラブル発生。なんと公安が北京駅周辺を交通規制により封鎖していたのだ。ホテルは北京駅の近くなのでどーしようもない。どうやらこの日は、10月1日の中華人民共和国建国50週年の準備のため、北京駅近くに軍,公安,学生などが会議をしていたんだそうな。最初この話を市内に向かう高速道路でタクシーの運転手が話していたときには、「そんなイベントがあるから、ホテル周辺は道が混んでいて、時間がかかるかも。」とかいってただけなのだが、大事になっていて、封鎖までされているとは運転手もおもっていなかったらしい。運転手と公安が交渉をしてくれた。一人目はしぶしぶ通してくれたのだが、二人目は「不可以!(だめだ!)」を連発して、結局とおれなかった。どうしろというだ、おい。

しょうがないので、運転手に安いホテルに連れて行ってもらい、そこにとまることに。一泊298RMBだったので、そこそこ。部屋の設備も一通りととのっていたし。とりあえず、さっさとシャワー浴びて寝ました。幸先不安だねぇ。

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