北京7日目

fumi · September 16, 1999

朝6時半にチェックアウトし、昨日チェックしておいたバス亭へ。案の定、バスはぼろぼろだけど気にせず乗る。新聞を売るおばさんが中にいた。買わなかったけど。北京首都空港には8時頃についた。

ここで空港の便所に入ったのだが、なんと個室にはカギがなかった。まぁいいやとおもいながら座ってからしばらくしたら開けられてしまった(笑)。空港なのに設備がちゃんとしていないってのはさすがにすごいとおもったね。俺の母親なんかは絶対中国旅行できないな。

出発時刻は10:35だったので、とりあえず換金。でも、千円以上じゃないと両替してくれないのね・・・。こういうところはずるいよなぁ。それ未満の中国幣は残ったまんま。

カウンターでチェックインするときに、中国人のおばさんに話し掛けられた。同じ便で日本にいくらしい。話を聞いていると、どうやら家族ぐるみで日本に関係している人らしい。名刺もらった。本人は日本の薬剤関係の会社の北京での代表だそうで、一ヶ月ごとに北京と日本を往復しているらしい。んで、夫は日本のどっかの大学の先生で、娘二人は日本の大学にいるそうな。そのうちの一人は宇都宮大学だと。俺の兄貴の出身校じゃん。そのことをや、俺の大学のことをいったらやたら意気投合して、いっしょに並んで座席を取ることに。最初はちょっと怪しいなぁと思ってたけどたぶん大丈夫でしょうと思ったので(これがいけなかったりして?)

出国カードをちょっと書き間違えてしまったが、なんとか手続きを終えてイルミネーションへ。待合室であまったかねでジュースかった。そこにも毛沢東ジッポうってた。あれってどこでもうっているもんなのね。

飛行機に搭乗して席にいくと、3人席の一番窓側に子供が。おばさん真中で俺は通路側。どうやらその子供一人で日本の父さんに会いに行くらしい。母親は中国人。10歳ぐらいの子かな。こんな歳で一人旅ができるとはすごいこって。しかもこの子大食らい。機内食二人分くってた。でも「足りない」とかいってたよ。スチュワーデスが困ってた。機内食食ったあとは、おばさんにちょっと中国語を教えてもらいながら過ごしたよ。

そのあとは無事日本に帰国。いや、なかなか感動。よく生きて帰ってこれたと自分をちょっと誉める。だってみんなして「初めての旅行、しかも一人旅で中国は無謀」とかいうんだもんよう。けどなんとかなったぜぇ。

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