SBM研究会

fumi · July 24, 2008

最近ブログを始めたいと思った理由の一つがSBM研究会に参加したことでした。内容については、参加者の方によるログがあります。 あと発表資料。

第1回 SBM研究会

日時:2008年07月12日 10時00分〜2008年07月12日 17時40分 場所:東工大大岡山キャンパス西6号館3階W631講義室

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主催者の人が、感想をブログなどに書き、SBM研究会というタグ付きでどこかのソーシャルブックマークにブックマークしてくださいと参加者に要請したところ、多くの方が実際に書いて公開しています(例: はてなブックマーク)。参加者のブログ保有率はかなりのものです。SBM認知度はネットユーザの7-8%程度というスライドがありましたが、SBM利用者はコアなブロガーでもあるという相関はありそう。

参加者は積極的なネットユーザが多いようで、会議中はtwitterでのやり取りがかなりあったそうです。これを前に表示したら面白いのではないかという意見もでてますが、結局コミュニケーションツールが新しくなっているだけで昔と何も変わっていないという印象。IRCの時代からこの手の話はあるわけで。ちなみにW3Cという組織では、議事録は全てIRCで録ります。様々なIRC botが電話会議や議事録、Todo管理のサポートなどを行います。IRCをここまでインフラとして使っている組織を見たことがありません。変な組織です。

参加者の層ですが、企業の開発者や大学の研究者などかなり雑多で面白かったです。WI2研究会も様々なところから集まってくる場所なのですが、あくまでも研究ありきの人が多いです。ユーザとしてWebをどこまで使っているのかわからない。先週の淡路島での会議でも、twitter userを探しましたが少ししかいませんでした。それに対し、SBM研究会の参加者は、企業の開発者など、実際にサービスを開発して、且つ利用している人が多いという印象です。思ったよりも、参加者の層が重なっていないですね。企業のR&D;部門がどうなっているのかわからないのですが、もうちょっとWeb研究者とWeb開発者が一緒になって考える場があっても良いのかなと思いました。WI2のインタラクション側の人たちはそこらへんをうまくやりたいと思っていそうですが、Firefoxの招待講演のときの参加者の反応を見ると、Web研究者の開発コミュニティに対する理解はまだまだ低いなと感じました。

内容についてですが、個人的にはみずほの実践の話が興味深かったです。ああいう話は大学にいるとなかなか聞けないので。コモンズ・マーカーは、趣旨はよくわかるので、今度試してみようと思います。結局この手のアノテーションの話は昔からよくあるのですが、ユーザが使いたいと思うインタフェースを提供できるかどうかが鍵でしょう。ここらへんは正直研究者に苦手な人が多い部分ですね。

総じて、今まで2-3hopでの知り合いの方と1 hopで繋がるようになって良かったというところでしょうか。第2回は企画中とのことなので、楽しみにしています。 *[2008年07月12日 17時40分]: 20080712T174000+0900 *[2008年07月12日 10時00分]: 20080712T100000+0900

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