OS Linked Dataの行政区画は,Office for National Statistics(日本の統計局か統計センター?)のONS linked data portalにつながっています.例えばBoundary-Line Linked Dataの記事で取り上げた Haggerston のデータには,以下のリンクがあります.

<http://data.ordnancesurvey.co.uk/id/7000000000011110> <http://www.w3.org/2002/07/owl#sameAs> <http://statistics.data.gov.uk/id/statistical-geography/E05000239> .

ONS linked dataでは,統計上の区画を全てstatistical-geographyクラスのインスタンスとしています.これはOS Linked Dataとは異なる設計です.ここでは,OS Linked Dataから見て,HaggerstonとONS linked dataにおけるHaggerstonが同じである(owl:sameAs)というリンクをしています.以下の図は前回の図からONS linked data portalへのリンクを追加したものです.

OS Linked DataとONS linked data
OS Linked DataとONS linked data

基本的にはONS linked data portal上にも各行政区画に相当するstatistical-geographyが記述されており,その包含関係も記述されています.一つ面白いのはLondonです.Londonには行政区画としてのLondonとEuropean RegionとしてのLondonが記述されており,OS Linked DataのLondonからのowl:sameAsリンクはEuropean RegionとしてのLondonにされていますが,ONS linked data portal上での行政区画の包含関係は行政区画としてのLondonを使うようになっています.これは意図して行っているのかが不明でもしかしたらミスかもしれませんが,意図しているのであれば明示的に役割によってLondonをURIで区別して利用している例だと言えます.

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