オープンデータ活用コンテスト___未来とメトロ___東京メトロ 10th anniversary

以下はFacebook上での議論をまとめたものです.

東京メトロさんは以前から”オープンデータ”を行うという宣伝をしていたのですが,昨日やっと概要が公開されました.企業がオープンデータを出してその活用コンテストも行うというのは大変素晴らしいことで,何より多くの人が興味を持ちやすいデータですので是非応援したいし,できれば何かアプリを作りたいなとも思っています.

しかし,現在の応募規約について様々な疑問がでており,これはオープンデータではなく単なるAPIコンテストになっているのではないかという懸念があります.ちなみにこの規約のページは何故かPCのブラウザからは404 Not Foundですが,スマフォのブラウザからは見られるようになっています (PCからもヘッダ変えると見られます)

上から順番に見ていきますが,まず,“応募作品は、応募者が考案・開発したものであり、全ての著作権を有しているものに限ります。”とありますが,オープンデータを活用するのが前提である以上,データの部分の著作権は応募者が有していないことが殆どであるかとおもいます.ソフトウェア部分の著作権について述べていると解釈するのであればわかります.(追記: ソフトウェア部分もオープンソースのライブラリ等使ったら駄目ということですかね.)

次に“オープンフリーで利用できる他データの組み合わせは可能とします。(例、twitter API、yahoo API、など)”とありますが,オープンフリーの定義がわかりません.例として挙げられているtwitter APIやyahoo APIは少なくともオープンデータではありませんので,オープンフリーが何を指すのか明らかにして頂かないと応募者はわからないのではないでしょうか.

3つ目として,これが一番重要ですが,“応募者は、データ等を本コンテストへの応募作品の開発及び本コンテストの応募以外の目的で使用してはならないものとします。”とあります.オープンデータと謳うのであれば,このような目的外利用の制限はおかしいです.“応募者は、データ等及び本コンテストへの応募作品を、有償か無償かに係らず商業目的には利用できないものとします。”というのも同様です.

繰り返しますが,試み自体は大変素晴らしいことですので,東京メトロさんには是非オープンデータという単語を誤用せずに正しく理解した上でコンテストを行なって頂ければと切に願います.

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