Code for Ichikawaと第1回ウィキペディアタウン市川

fumi · November 4, 2016

昨年市川市に引っ越してきてからCode for Ichikawaをやるのはどうかという話をしていたのですが、今年10月に色々な縁があり、とりあえず有志ではじめてみることになりました。最初の活動内容としては、個人的に行っていた5374 市川版のメンテと、複数のメンバーが興味を持ったウィキペディアタウンということにしました。5374については、codeforichikawaのレポジトリに移行中です。

もう1つのウィキペディアタウンについては、昨日11月3日に第1回ウィキペディアタウン市川と銘打って開催をしました。真面目な開催報告はCode for Ichikawaのサイトに書きましたのでこちらは個人的な感想を書きます。

間に神戸の国際会議運営があったために準備期間が短く、かなり苦労しました。対象を何にするかが一番悩みました。観光雑誌に載っているような有名スポット、例えば市川市の神社仏閣だと葛飾八幡宮法華経寺弘法寺とかは当然のようにウィキペディアにエントリがあります。ウィキペディアタウンをやる上では新規エントリ作成が満足度が高いと伝え聞くのですが、 会場の周りでまだエントリがないけど現地調査楽しめそうで参考文献も見つけられそうなものとかいう制約条件を充足するものを探そうとするとはまります。今回は会場が先に市川市文化会館に決まったので本八幡周辺で探すことになりました。調べていると市川市役所の神社にある「市内で神主が常駐しているのは葛飾八幡宮、白幡天神社の2社」という記述を見つけたので、これはきっと記事にできるくらいの何かがあるだろうという当たりをつけて、市川駅南口図書館にリファレンスをお願いしつつ自分でも調査をしました。

菅野から真間あたりは文学者ゆかりが多いようなので、文学者を中心に見るということをしたところ、幸田露伴・文親子や永井荷風が近所に住んでいて云々とかそこそこ面白いエピソードが見つかったのですが、肝心の神社自体の歴史があんまりよくわからずどうしたもんかなとおもっていましたがやはり図書館側でも神社自体の記述はそんなに見つけられなかったという話でした。勉強になったのは、ここら一帯は昔葛飾郡だったので、葛飾ほげほげという資料が色々役に立つということです。今後のウィキペディアタウン市川でも活用できるでしょう。

また、柴田是真の連句が千葉県指定文化財になっているとのことで、内覧をお願いできないかとおもっていたのですが、電話で問い合わせたところ、普段は可なのですが丁度七五三で11/15までは無理ですと言われてしまいました。完全に七五三とか失念していましたが、日を改めて個人的に見てこようとおもっています。可能なら撮影も。

総じてかなり事前準備が大変で当日までかなりやきもきしましたが、白幡天神社の調査がこちらの想像以上に参加者の方々に興味を持っていただけたようでその点が良かったです。執筆のほうも楽しんで頂けたようです。市外からいらっしゃってサポートや執筆ガンガンして頂いたウィキペディアンな方々や資料用意して頂いた市川駅南口図書館の館長さまにはお礼申し上げます。

無事終わった後の焼き鳥は美味しかったです。ウィキペディアタウンは継続して行っていきたいので、次の手を考えていこうとおもいます。

おまけですが、白幡天神社と併設の白幡天神公園について、OpenStreetMapでラベル等の項目追加をしました。OSMは正直まだアカウント作ったばかりで不慣れなのでこう直せとかマッパーの人優しく教えてください。とりあえずその項目ISO codeだよと直されているのは確認しました:)。市川市全然書き込みが足りていない感があるのでマッパーの方のご参加もお待ちしておりますというかOSM書く会もやれると良いですね。

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