朝3時30に起きると、外は大雨。鎌倉駅まで歩いていくつもりだったけど、結局タクシーを呼ぶ。電車に2時間半揺られ、成田空港に到着。チケットもらって適当にチェックインすると、案内された場所は成田空港のVIP ROOM。ちょっとどきどき。こんなところもう当分入れないよなぁ。

北京につくと、そのまま故宮へ。一度いったことがあるので、観光もそこそこに、ビデオカメラの取り方の練習をする。夕食は北京ダック。僕が紹興酒好きだというと、みんなに「20歳でそれはまずいね」といわれる。いや、まぁそうかもしれんが。北京のホテルは高級だった。というか、あと20年はとまらなそうだ、こういうホテル。なんか、身分不相応なツアーにきているのではないかという気になってきた。

学校行って、めぐ部屋へ。COEに行く学生&教師が集まって、持っていく荷物の分担をする。僕はお土産類と三脚を持つことになる。どうでもいいけど、お土産の中の慶應クリスタル時計は重すぎ。割と、成田空港まで行くのは、旅ですな。僕は2時間半だけど、岡田さんなんかは3時間らしい。明日乗る北京行きの飛行機の時間より長いじゃん。

COE用の荷物を買いこむために横浜へ。ハンズでウェットティッシュやスーツケースを買う。スーツケースってのははじめて使うけど、便利だね、これ。あとはVIVREで長袖の襟付きのシャツを買う。服を買ったのは本当に久しぶりだ。本当は長ズボンも買いたいのだけれど、お金ないのでパス。

研究室で先週インストールしたNetBSD1.5alpha2のセットアップを行う。NISは引けるようになったんだけど、AMDがうまく動かん。
どうすれば良いのだーーー。NetBSDって、LinuxやFreeBSDに比べて情報が少なすぎ&古すぎ。いや、OpenBSDはもっと少ないんだろうけど。

朝6時半にチェックアウトし、昨日チェックしておいたバス亭へ。案の定、バスはぼろぼろだけど気にせず乗る。新聞を売るおばさんが中にいた。買わなかったけど。北京首都空港には8時頃についた。

ここで空港の便所に入ったのだが、なんと個室にはカギがなかった。まぁいいやとおもいながら座ってからしばらくしたら開けられてしまった(笑)。空港なのに設備がちゃんとしていないってのはさすがにすごいとおもったね。俺の母親なんかは絶対中国旅行できないな。

出発時刻は10:35だったので、とりあえず換金。でも、千円以上じゃないと両替してくれないのね・・・。こういうところはずるいよなぁ。それ未満の中国幣は残ったまんま。

カウンターでチェックインするときに、中国人のおばさんに話し掛けられた。同じ便で日本にいくらしい。話を聞いていると、どうやら家族ぐるみで日本に関係している人らしい。名刺もらった。本人は日本の薬剤関係の会社の北京での代表だそうで、一ヶ月ごとに北京と日本を往復しているらしい。んで、夫は日本のどっかの大学の先生で、娘二人は日本の大学にいるそうな。そのうちの一人は宇都宮大学だと。俺の兄貴の出身校じゃん。そのことをや、俺の大学のことをいったらやたら意気投合して、いっしょに並んで座席を取ることに。最初はちょっと怪しいなぁと思ってたけどたぶん大丈夫でしょうと思ったので(これがいけなかったりして?)

出国カードをちょっと書き間違えてしまったが、なんとか手続きを終えてイルミネーションへ。待合室であまったかねでジュースかった。そこにも毛沢東ジッポうってた。あれってどこでもうっているもんなのね。

飛行機に搭乗して席にいくと、3人席の一番窓側に子供が。おばさん真中で俺は通路側。どうやらその子供一人で日本の父さんに会いに行くらしい。母親は中国人。10歳ぐらいの子かな。こんな歳で一人旅ができるとはすごいこって。しかもこの子大食らい。機内食二人分くってた。でも「足りない」とかいってたよ。スチュワーデスが困ってた。機内食食ったあとは、おばさんにちょっと中国語を教えてもらいながら過ごしたよ。

そのあとは無事日本に帰国。いや、なかなか感動。よく生きて帰ってこれたと自分をちょっと誉める。だってみんなして「初めての旅行、しかも一人旅で中国は無謀」とかいうんだもんよう。けどなんとかなったぜぇ。

6日目。とうとう行動可能な日最終日である。この日は一日ショッピングをすると決めていたので、地下鉄で西単へ。ここは常に中国人の買い物客であふれ返っているところである。とりあえず食いまくることにした。じゃないともったいないもんね。

まずカオ羊肉。シシカバブっすね。これに赤唐辛子やカレー粉を真っ赤(真っ黄色)になるまでつけまくって食った。けどおもったより辛くはなかった。それよりも、羊肉独特の味&くさみになれるのがちょっと大変だったっす。だいぶなれたけど、率先して食いたいとは思わんなぁ。次、肉まん。いや、なんか食わなきゃいけないきがして。これは可もなく不可もなくって感じ。でもやっぱり日本の方がうまい気がするなぁ。名前忘れたけど、デパートの中でアイスらしきものを発見。食ってみると、カステラの上に固まった生クリームが乗っかったケーキみたいな感じだった。冷えているようであんまりひえてなかったし、ちょっと期待はずれだったけどそれはそれでうまかった。あとは何食ったかなぁ。なんか小物ばかり大量にくったので忘れてしもうた。すまぬ。とにかくたくさんくったっす。

デパートでいろいろ土産もんを購入。例の神鼓酒もここで買った。あれってまだ消費しきれてないよね。すごい酒だった。今度はあれ以上のものを買わねばなるまい。

ちょっとしてから”北京図書大か”という北京一の本屋へ。ここではみやげ物となるテープやら本やらを買った。例の「電脳なんちゃら遊戯」ってのもここで購入。あれもすごいCDだったねぇ。PC系の本をしばらく立ち読みするが、ここで気づいたのが、中国ってかなり前の本もずっとおきっぱなしなのね・・・。いつのだよ、と思えるような本もおいてあった。ソフトウェアのバージョンごとに並んでいたりとか。雑誌も数年前のものまでおいてあるし。どうやら中国には返品制度がないみたいね。

夕方頃に、その本屋の近くにある”民工営業大か”をチェック。というのもここから空港行きへのバスがでるのだ。そして前門で買い物した後にホテルへ。明日の出発の準備したあとは中国のTVを見まくった。見納めだもんね。

この日はまた天安門広場にいって、周辺の名所めぐりをしました。

まず毛沢東記念堂へ。ここに入るためには荷物を預けなければならない。しかも金を払って。まぁこれが入館料だと思えばいいんだけどさ。入るのはタダだし。ちなみに俺の荷物は大きかったので3元とられました(普通は2元)。

いろんなツアー客に混じって並ぶ。途中で列から抜け出す人が何人かいた。どうやら門のところで花を売っているらしい。毛沢東へささげるそうだ。とりあえず、入館。なんと、この館内では立ち止まってはいけない。2列に並んで厳かに歩いて進まねばならぬ。前との間隔がちょっとずれると公安おこるし。俺も一回文句いわれた。ずっと歩いていくと、でっかい箱のなかに横たわる人が。これが毛沢東らしい。でもその最中も歩かなくちゃいけなくて、ほとんどチラッとみるだけ。もっとみせてくれてもいいのに。

出口ではたくさんのみやげ物が。中国人がみな必死になって毛沢東グッズをあさってた。おいらは知り合いに頼まれた毛沢東時計(手が針になっているらしい)をさがしたけど見つからず困ってしまった。おもしろかったのが毛沢東ジッポ。ふたを開けると曲が・・・。怪しすぎるっす。お次は人民大会堂。ようは国会議事堂である。ここ、学生料金があるんだけど、学生証みせたら「こんな学校どこにあるんだ」っていわれたんで「日本」っていったら速攻で却下された・・・。文句いおうとしたけど口論するのめんどくさかったんで普通の料金で買ってしまった。弱いな俺。中は別におもしろくなかったっす。さすが国会議事堂。日本のをみたときもつまらんかったな。

向かいの中国歴史博物館とかもみようかと思ったが、思い直しショッピング街にいくことにした。もうあと2日だもんね。この日にいったのは王府井という通り。天安門広場から東のほうにいったところにある。とりあえずデパートに入ってみたら、一番上にゲーセンがあった。すごい。どれも数年前のゲームばっかり。サムスピ初代とか。ビートマニア2ndMixが名前を変えておいてあったのはうけた(その名前自体はわすれったっす。すまぬ。)。HOUSEクリアしたら驚かれた・・・。彼らは日本のゲーセン行ったらどう思うんだろうか。

とりあえずいろいろ見て回ったけど、結局なにも買わなかった。そうそう、坦々面を食ったんだけど、こいつがすごい。真っ赤!!しかも汁がない!!なんか面に絡まってるの。しかも半端なくからい・・・。日本のあの汁は偽者だったのね。

あと、パンやドーナッツをうっているところがあって、いろいろ買ってみた。とりあえず肉挟まったピタパンみたいなのは、辛くてうまかったっす。でも、砂糖漬けの甘い奴は、ひたすら甘い&油っこく、もう胃もたれしそうでした。なんでこんなに味付けが極端なんじゃ。
あとはホテルもどって寝ました。どんどん疲れているね。

4日目。今日は万里の長城の名所、八達嶺にいくことに。朝早くホテルをでて、バス停のある徳勝門駅まで地下鉄でいく。バスに乗るのはこれがはじめて。今までは交通手段地下鉄しかつかってなかったのね。でも、中国で交通手段といえばやはりバスなのだ。まず料金が安い。市内ならどこでも5角(7円くらい)、郊外でも3〜5元(35〜60円)くらいである。おかげで、いつみても市内のバスは人でいっぱい。日本の通勤ラッシュ状態みたいなもんだ。それがいやでいままでのっていなかったのだ。今回のは郊外行きなので悠々とすわれたのだが、これまたバスが古い。椅子はぼろぼろだし。日本のバスがいかに設備がいいかを実感。バスの中には、物売りのおばさんが二人ほどいて、しつこくガムや水をかわんかと勧められた。もっているからといってことわったけど。クロレッツって世界共通語なのね(笑)。

しばらくしてからバスが出発。車掌さんから切符を購入。料金は目的地の八達嶺は北京のもっとも郊外なので、5元かかった。もうすぐ高速道路にはいりそうというところで、バスが急にとまる。なんだとおもうと、客を乗せてる!!そう、中国のバスは、一応バス亭があることはあるが、道端に客がいれば乗せてくれるし、運転手や車掌にいえばバス停以外のところでも降りることができるのだ。小公共汽車(小型の個人経営のバス)や長距離バスにその傾向が強い。特に小公共汽車は、道路を走っている最中に車掌が窓から顔出して道端の人に声かけてるし。いや、なんてアバウトな国だ中国。

2時間ほどバスに揺られて、目的地八達嶺につく。そしてロープウェイへ。チケットの購入所には外国人窓口があったので、学生証をみせて片道切符を頼んだら、不思議そうな顔をされた。みんな往復をかうのかな?俺は帰りは歩いておりてくるつもりだったので。ロープウェイで上に到着すると、もうびっくり!!まじで「ちぇんめいしゃんだおちゃーましゅんうぇい(こんなに雄大な景色はみたことがない)」ってかんじ。空気はうまいし、風も心地よく、どこまでも緑が続く遥かなる悠久の世界ってな雰囲気をかもし出している。いや、マジですごい。これ見ただけでも中国きた価値があったと思わせる場所です。

しばらく長城を散策したのち、降りることに。結構長城内は急なところがおおくて、荷物をしょっている俺は膝ががくがくいっているのをおさえながら慎重に降りていった。入り口近くまでもどってくると、ありましたうわさのケンタッキー。うーん、これは知り合いの人に聞かされていたのだが、ほんとに長城にケンタッキーがあるとは。中国人の人気は半端ないらしい。

どうやって帰ろうかと考えながらとりあえず行きにきたバス亭までいくと、やたらきれいな観光バスを発見。話をきいてみると、なんと10元もする。最初4元かと聞き間違えて、お得だとおもっていたのだが。考えるのがめんどくさかったのでとりあえず金をはらって乗ると、お年寄りが多かった。出発すると、なんとこのバスには揺れがまったくない。行きのバスはがたがたで、高速道路の最中、座席とか飛び跳ねそうだったが、このバスは全然動かない。バスの中もきれいだし。でも一番驚いたのは、徳勝門まで1時間でついたこと。どうやら中国では性能比で料金が決まっているみたい。2時間+ボロバスで5元と1時間+きれいなバスで10元。うーん。

下車すると、その日は適当にまた前門で買い物したのちにホテルもどってゆっくりしてた。いや、疲れたてたからね。

3日目。とりあえず地下鉄で前門駅へ。天安門広場につく。が、ここでUターンして、一路前門大街へ。とりあえず買い物と腹ごしらえをね。今後利用するスーパーを探し出した。

北京はとても乾燥していて、常にペットボトルを携帯している中国人がわんさかいる。他になにも荷物もってないのに、ペットボトルだけはほとんどの人がもっているのね。それをなるべく安く確保するためにもいいスーパーを見つけんと、と思ったわけ。

で、飯はケンタッキー(笑)。中国料理を食えって?なんか旅行中中華料理屋に入る勇気がまったくでなかったの。それは、昨日の牛肉面屋で全然中国語がききとれんかったし、まだ中国の金の使い方とか覚えていなかったからね。とりあえず足ならしにファーストファード。とかいいながら、これが3日続く。だめじゃん、俺。

とりあえずケンタッキー。これ日本とちょっと違う。まずポテト。日本のケンタッキーは、塾高の食堂のポテト(わかんない人ごめん)のようなやつだが、中国のは、マックそのまんま。さらにこの日の夜マックにいくのだが(笑)、まったく同じメニューがあった。ジンガーサンドの辛くない版。向うのケンタッキーとマックは経営がいっしょなのか?と思えるほど一緒。唯一の違いはケンタッキーはぺプシでマックはコークってところか。また、向うのセットメニューには番号がついていて、その番号をいうだけでよい。ただ、番号だけ言う人は外国人だと思われるらしい。そのあと何もいわれず(ここで食うかもって帰るかということさえも!!)強制的にトレーにのったものを渡されます。というわけで、番号だけいわず、ちゃんと「我要○号。」といいましょう。そうすると中国人かとおもってくれるみたいで(?)、「hai有ma?(他にありますか?)」ときいてくれる(っていうかなんでこうも漢字がないんだ。だれか漢字の出し方おしえて〜。Unicode覚えようかしらん。)。

一路天安門広場へ。とりあえず、広い。んで、人がたくさん。国旗の横には公安の人が2人微動だにせずに目だけ動かしていました。彼らは国旗がはためいている間ずっとああしているのでしょうか?すごいね〜。

本当は毛沢東記念堂や人民大会堂などにいこうとおもっていたのに、何故かどこも休み。しょうがないので天安門に。しかし、ここも、上に上りたかったのにチケット売り場の人が誰もいな〜い。よってそのまま故宮へ。なんだかなぁ。

故宮はまたすごく広いところだね。全部見終わるのに4時間かかった。また、ここにきて初めて日本人、しかもツアー客に遭遇。他にも「地球の歩き方」読んでいる人とか、日本人たくさん。やっぱり有名なところにくるといるんだね。妙に関心してしまった。あと、不思議なことに、歩き回っていると「学生ですか?」と聞かれることが多かった。何故だろう。この格好のせいか。T-シャツ,ジーパンでバックパッカー。こんな格好で一人旅しているのは学生だと思われているらしい。あと、これに似たので面白かったのが、中国人や他の外国人には、「あなた日本人ですか?(もちろん中国語か英語で)」といわれ、日本人には「中国人じゃないんですか?」といわれることが最初のうち多かった。これが、日がたつにつれ、中国人でも最初は普通に中国語で話し掛けてくるようになった。段々同化していっていたということかな。1週間髭そらんかったし。それは関係ないか。

一通り故宮を見学した後、その裏にある景山公園に。この場所は今回の旅行の中でも、かなり印象深いところとなった。
歩いていると、なにやら歌声が。山を上っていくと、なんとそこで4人の楽団を取り囲みながらみんなで歌っていた。とてもいい光景だった。中国人はもちろん、観光にきた外国人も一緒になって歌を歌っているのである。しかもそこから故宮全体を一望できる、非常に景色のよいところで、風も心地よく。曲は、中国の昔ながらの曲から、有名な外国の歌まで幅広かった。ただ、このむちゃくちゃ暑い時期にジングルベルはなんだかなぁとおもったけど。俺もいくつかの曲を一緒になって歌って来たよ。ドレミの歌とかね。とっても楽しかった。

さらに上に上り頂上までついた。そこには、今度は男声合唱団がいた。中国の合唱曲らしきものをうたっていたよ。テノールに一人すごいうまい人がいて、その人が中心になってうたってた。あ、伴奏はアコーディオン。これまた雰囲気だしてたよね。

結局この公園で2時間も過ごしたあと、すぐ西の北海公園へ。なんとここらへんまであの合唱団の声は響いてた。すごいなぁ。ここでは、中心にある白塔にいき、チベット仏教の銅像たちをみてきたっす。最近こういう名前から離れていたから、久しぶりに”なんとかディーヴァ”とかいう名前みて懐かしかった。

一通り白塔を見終わった後、公園を散歩する。すると、ある境内(?)のようなところで、とうとう出くわしました太極拳。そこでは太極拳の講義をしていたようで、老人がすぅーっと動いているのを若い衆(っていっても30くらいのおじさんだけど)が熱心に観察していたっす。この動きをみて、某せつなさ炸裂のOPが頭をよぎった俺はだめ人間ですか。いや、暗黒太極拳の名はだてじゃないと妙に関心しちまったんすけど。そういえば2は買うのだろうか俺。まったくもって謎だな・・・。

公園をぐるっと回ってきて西南の門からでようとすると、今度は門の近くで少林寺拳法らしき人たちが。子供が棒術や槍術の練習しているのを老人が見つめていたっす。いやー、やっぱ公園は修行の場なんだね。帰り道、故宮と天安門の間で、公安が中国旗もってザ、ザ、と行進してた。いや、本物はすごいね。何故ああやって列乱さずにあるけるんだろね。

この日はこの後前門にもどって、買い物して寝ました。ここで、500mlの水を買って、ホテルの冷蔵庫で凍らすことに。街中の人で何人かこれをやっているひとがいたので、これはいいアイデアとおもって採用。これは毎日やりました。かなりいけてた。なんか小学校のときのサッカーを思い出すね。昔はスポーツドリンクよく凍らせたもんだ。

2日目。7時におきる。荷物の整理をしたあと、さっさとチェックアウト。一路、本来のホテル、金安皇都大酒店に向かう。とまったホテルの前のタクシーの運ちゃんにきいたら、そこまで6kmあるそうな。遠いけど、せっかくだから歩くことに。途中、地下鉄の東四十条駅のわき道に市場があった。そこを通り抜けてみることに。

いや、すごい。ボリさん(注:SFCの先輩)に「中国行ったら市場に行くといいって言うよね。」といわれたのを思い出した。なんていうか、日本の魚市場とかとは、店の人も買う人も気合が違う。なかでも人だかりができていたのが、やはり肉の店。猪肉(注:中国では豚肉を指す)や羊肉の肉の塊がベニヤ板の上にところ狭しと並んでいて、それを買い物客が交渉しまくってた。海産物も人気。こちらは全部生きてた。長細い魚を鉈包丁で「ダン、ダン!!」と3つにわけてた。うーん、豪快。あと、うわさの生きてる蠍もいたよ〜。バケツのなかで蠢いてんの。こんなの買うやついるのかと思ったが、やっぱり売ってるからにはいるんだろうなぁ。

途中で、大声で騒いでいる集団を発見。行ってみると、どうやら店の人と買い物客のおばちゃんが2人で言い争っているみたいだった。ずっときいていると、どうやら買い物客のほうが、食器を値切りに値切って、自分の言い値になったのに、やっぱり買わないといったので、店の人が怒っているらしかった。ここでおもしろいのが、2人は言い争いを途中でやめて、今度は俺達観衆にそれぞれの主張を訴えて、自分の味方についてもらおうとしたこと。それに対して観衆も、「こっちが正しい。」「いや、こっちだ。」などと評価したり、中には間にはいって、「あなたが悪い。買いなさい。」とか言う人も。みんな真剣なのがすごいね。

市場を抜けて、再びホテルに向かう。いや、遠かった。素直に乗り物乗ればよかったね。でもなんとか北京駅までたどり着く。北京駅の前では、各大学の案内のための机がたくさんならんでいた。北京駅まできた学生を案内するのかなぁ。

ホテル到着。フロントに予約状を渡す。けど、「予約されてません。本当に予約したんですか。」とかいわれる。おいおい。最初向うは中国語で話していたが、俺が日本人だとわかると英語でしゃべってきた。だから英語わかんないんだってば。結局、予約していたのが昨日だと相手がわかったので(ちゃんと伝えたつもりだったのに)、ちゃんと予約されていることが確認できた。相手は、俺に言葉が通じないことに業を煮やしたようで、仕舞には全部指で指して指示してきた。「ん、ん。」とかいって。いや、別にいいけどさ・・・。またまた英語できたほうがいい説が実証されてしまったよ。というかそれ以前にホテルについての基礎知識があまりないのも原因というきもするんだけど。やはりいきなり中国一人旅は無謀だったのかね。

とりあえず部屋にいって身辺整理したあと、今回の大きな目的のひとつ、中関村に向かうことに。”中関村”。北京の最先端技術・学術指定地区である海淀区にある、中国最大の電気・本屋街である。よーするに秋葉だね。観光名所に行かず、いきなりこういうところにいくなんて、なんて俺らしい(笑)。ちなみに北京大学や清華大学など、北京の主要な大学のほとんどがこの海淀区にある。北京大学は門だけみてきた。中は関係者以外立ち入り禁止なので。

ここは北京市の郊外にあるので、普通はバスでいくらしい。しかしまだバスの乗り方を理解していない俺は、北京駅から西チー門駅(段々漢字がなくなってきた・・・)まで地下鉄でいき、そっから歩いた。6km近くあったのではないのか?遠かったです。中関村に近くなると、本屋発見。早速はいってみる。感想。コンピュータ関係の本がめちゃくちゃ安い!!どんなに厚くても日本円にして1,000円いかない。なんていい国なんだ。日本じゃ6000円するような本なのに。よっぽど買って帰ろうかと思ったが思いとどまる。どうせ読めないんじゃねぇ。あと、TurboLinux4.0の簡体字中文版が1,400円くらいで売ってた。

さらに進むとソフト屋発見。だんだん中関村に近づいていることを実感。中にはいると、M;TGがうってた。「これはお土産か?」とおもったら、全部英語版。意味なし。あと、PCゲームも激安。ほとんどが69元(日本円で1000円くらい)。これはほんとになにか買って帰ろうかとおもったね。結構日本のゲームの中文版もあった。しかし、そもそもの種類の絶対数が少ない。日本のようにあふれ返っていたりはしない。なのに、みょーにマニアックなものばかり揃えてあるあたりが中国。例えば鋼鉄のガールフレンドの中文名は「福音戦士」。いや、たしかに名前はそのとおりだけどさ。なんかねぇ。もっとも私はこれもともとのものを見てないので詳しいコメントは控えます(ぉぃ。そういうば塾高の図書室って何故かこれのVIDEOあるんだっけ。かなりの人が見ていたようなきが。なのに俺は見ていない。何故。中関村到着。早速あさりまくった・・・といいたいところなのだけれど、びっくりしたのが、向うのパーツ屋はまったく値段がかかれていない!!すべて交渉できまるらしい。しかたないので、他人が交渉しているのをきいたり、オーダーメイドの交渉の紙(中国ではオーダーメイドが一般的)を盗みみたりして大体の価格相場をつかんだ。それによると、P3-450が1750元(約23,000円),SDRAM128MB(PC100)が1950元(約26,500円)と、はっきりいって高い。期待俺がばかだった。やっぱり秋葉は安いんだね。けど、ここで深刻なのは、物価が安い中国において、コンピュータに関しては絶対的な値段が日本より高いということは、相対的なコンピュータの高価さをものがたっているよね。そのせいか、向うではMMXPentiumやら、M2やらが結構うれているらしい。それと同時に、Linuxも。向うではPCというとWindowsかLinuxらしい。その証拠にMACの店が一軒しかなかった。それもこれも、オーダーメイドが主流だからであろう。向うでメーカー製というと、IBMかコンパックかNECなんだと。特にIBM。数年前はPC=IBMだったそうな。

マザーボードはいくつか独自のものがあったっす。「麒麟」とか。他の名前はわすれてしまった。唯一安かったのがケース。どんなデザインをしていても、大抵300元から400元(4000円〜5000円)くらいのようで、日本のようにケース1万円の世界ではないよう。作りもまともなもの多かったです。例のペンギンケース、黒の他に青ヴァージョンもあったっす。形がちょっと違ったから違う会社のものだとおもうけど、あれも日本にはいってくるのかな〜。

向うのショッピングについてびっくりしたのが、各階ごとにジュースやお菓子をうっている売店があって、客はそれを買って、飲みながら電気製品触ったりしている(ーー;。店の人も、ペットボトル開けたりしてみんなでのんでるしー。危なくないのか?あと、ゴミはそこらへんにポイ捨て。店の中でだよ?ちゃんと掃除するひとがいるの。けど、ふと下をみたらコップだらけだったこともしばしば。

ちなみに街中に自動販売機というものは存在しないっす。そのかわりに、通りに売店がたくさんあり、そこで水やらアイスやらをかうことになる。これがまた値段かいてなくて、いちいち聞かなくちゃいけない。しかも場所によって値段が違うの。めんどくさかった。
向うの電気街で印象にのこったことその2。どのディスプレイも、FF8(with Eyes on Me)が流れていた。やはりFaye Wong(漢字が出ないから英語)のせいかね。

一通り電気街を見終わったところで、本屋街のほうにいく。基本的にコンピュータ関係や大学関係のもの、語学のものばかりだった。特にコンピュータ関係のコーナーはどの本屋も立ち読み客でいっぱい。やっぱり向うの人たちは、この値段でも買うの渋るんだろうな。う〜ん。で、気が付いたのだけれど、漫画は一体どこに?漫画に関しては、後に地下鉄駅構内の売店でドラえもんとドラゴンボールの漫画を見つけたのみだった。この国には漫画がないのか?しかし、どっかの雑誌に「中国は近年日本の漫画が人気でうんぬんかんぬんってかかれてたよな〜。いったいどこで売っているのだろう。

腹ごしらえをしようと、兼ねてから食いたかった牛肉面をくいにいった。結論。まずい(ぉぃ。まず、メンに面がない。これはのちにくった面条(ラーメン)もすべてそうだったので、これが中国の面なのだろう。あと、香菜がきつい。これは中国人でも嫌いなひとがいるようで、「不要!(いらん!)」っていっているひともいた。とにかくまずい。スープほとんど残したし。面だけくうのがやっとだったよ。期待してたのに〜。
帰路、初めて本物の軍隊を見る。みんな迷彩服着てて、機関銃もってて、緑のジープのってました。すごかったです。日本ではあんなもんみれんからなぁ。

何とか地下鉄の駅にたどり着き、北京駅へ。ホテルへ帰ってから今度は洗濯。2日に1回洗わんと着るもんないのね〜。んで、テレビちょっとみて寝た。向うのテレビはなんかやってることがちゃちいね。10年前の日本の番組みたい。あと、向うでは天気予報番組がないっぽい。少なくともニュース1時間みててもまったくやらんかった。