Webを支える技術 – HTTP、URI、HTML、そしてREST

Amazonで予約して購入していたのですが,やっと読みました.Webアーキテクチャや基礎技術についてのとても良い教科書だと思います.去年まで3年ほど分散情報システム構成法という講義を何人かで担当していましたが,この講義の最初の数回分の教科書として使えます.

15-17章の郵便番号検索サービスはcontent-negotiationでRDFも返してくれると嬉しいなと思いましたが無理ですかね?ここでも読み仮名語彙問題はでてくるのですが.

後,この本読んだ後にはArchitecture of the World Wide Web, Volume Oneを読むのがお勧めです.

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。
一度ページを再読み込みしてみてください。

知的労働者にとって,メモ管理は悩ましい問題です.私はアイデアや文章の断片などの情報を日々記録するようにしていますが,複数台のパソコンで作業したり,手帳に書いたりもするので,意識して管理しないと分散してしまいます,そして,しばらくするとどこに何を書いたかを忘れてしまうのです.

メモ管理用のシステムとして,Palm+Windows/Linux用デスクトップクライアント,Wikiなど,様々な方法を試みましたが,結局サーバ上のEmacsでChangeLog memoやhowmを使い,リモートで作業するという古いスタイルに落ち着いていました.出張が多くなってからはオフラインでも作業をする必要があったので,howmディレクトリを適宜サーバーへrsyncするという方法に変えましたが,rsyncは行うのを忘れやすく,また,複数台で作業しているとどれが最新なのかわからなくなって困るという事態が度々起こりました.

この状況を解決してくれたのがEvernoteです.Evernoteには以下の特徴があります.

  • Webベース
  • 様々な環境用のクライアント (Windows,Mac,iPhone/iPod Touch, Windows Mobile)
  • オフライン操作と同期処理
  • データ取り込み
    • Webページ
    • メール
    • スクリーンショット
    • カメラ
  • 全文検索
  • ファイル添付(無料版は画像,音声,pdfのみ)
  • 暗号化

私は現在ほとんどのメモをEvernoteに入れています.howmで管理していたデータは全て変換してEvernoteに取り込みました.取っておきたいWebページ,メールやPDFなども全部Evernoteに入れています.取り込んだものは全文検索することができますが,これの秀逸な点は画像内の英字も検索できることです.

Evernoteには専用のメールアドレスに送るとノートとして取り込める機能がありますので,歩きながら考えていたことやちょっとしたメモは携帯電話からEvernote宛にメールを送っています.iPod touchで書くという選択肢もあるのですが,今のところ携帯から送るのが自分にとって一番手軽です.

Evernote for Windows左の画像はWindowsクライアントのNotebooks一覧です.はじめてのGTD ストレスフリーの整理術でGTDについて触れましたが,私はGTDをEvernoteで行っています.GTDの第一段階”収集”の部分をすでにEvernoteで行っているからです.取り込んだ情報やメモはまず全部1. Inboxに入ります.毎日1回はinboxの処理をし,2-5の対応する段階に整理します.GTDにおける資料(Reference)はノートの蓄積と同義だと思っているので,fumi’s notebook (Evernoteに最初からあるフォルダ)を代わりに使っています.また,howmフォルダはhowmから取り込んだものが入っています.タグ付けなどの整理を行っていないままなので,fumi’s notebookとは別にしてあります.後,取り込んだpdfはpdfフォルダに入れています.これはfumi’s notebookに統合しても良いのかもしれません.

今後Evernote上で行いたいこととしては以下の2点があります.

  1. 名刺管理
  2. 紙書類管理

まだ実践していないですが,名刺管理もEvernoteにまかせたいと考えています.EvernoteにはiSight NoteというMacbookのカメラで撮影した画像をそのまま記録する機能がありますので,名刺を全部撮影して取り込めば良いのではないかと.最近の名刺は英語と日本語両方書いてあるのが一般的になっているので,画像検索が有効に使えそうです.また,議事録などの紙文書の束を全部PDFにしてEvernoteに取り込みたいとも思っています.

ところで,PomeraとEvernoteがうまく連動できると物書きにはとても良いのではないかと想像しているのですが、どうなんでしょう。まだPomeraの実物を見たことないのです.

Twitter界隈からの情報によると,今日はSFC総務に口頭で苦情を伝えた方々も結構いたようです.そうするとメールでは相当数の苦情が届いているのではないのかと思います.

さて,先ほど製作を担当したらしい広報委員会から返事がありましたので転載致します.

新ウェブサイトへのご意見と改善案を頂きましてどうもありがとうございます。
ご指摘頂いた通り現状ではアクセシビリティやユーザビリティについて問題が残っています。
そこで今後の対応として以下の作業を行いたいと思っています。

1)旧サイト(HTMLバーション)の一時的復活
旧サイトと新サイトの双方へのリンクをつけたトップページを大至急作ります。

2)新サイトの高速化
ネットワーク図が読み込み時間と実行負荷に影響を与えているので
通常では非表示にするように変更します。

3)アクセシビリティへの対応
新サイトのHTML版作成を含めてアクセシビリティ向上の作業を開始します。
皆さまに頂いたご意見を参考にさせて頂き、ご相談に載って頂きながら
進めていきたいと思います。

3については今後具体的に対応策を作っていくことになりますので
その際には改めてご協力をお願いさせて頂きたくかもしれません。

よろしくお願いいたします。

というわけで,とりあえず昔のサイトは近いうちに見られるようになり,現在のものと切替可能になるようです.今回の騒動は,誰にも周知されずに以前のサイトがまったく見られなくなったというのが原因の一つであると考えていますので,最初の対応としては妥当だと思います.

SFCサイトの根本的な原因は,内部用と外部用が同じwww.sfc.keio.ac.jp以下にあることかもしれません.www.sfc.keio.ac.jpは受験生や外部への広報のために作っていますというのであれば,在学生・教職員が日常使うサイトを別に作って欲しいです.

SFCのサイトが昨晩変更されたのですが,余りにひどすぎるので最初絶句してしまいました.コメントはweb2008-keio@sfc.keio.ac.jpに送って下さいとのことなので,文章をとりあえず書いてみました

sfc site renewal
sfc site renewal

追記: Geekなページにもコメントがでているようです.

追記2: 大学からの回答を載せました.

政策・メディア研究科/SFC研究所 W3C の加藤文彦です.

新しい Web サイトを受けて,質問・コメントをしたいと思います.なお,このメールに対するご回答はSFCにいる学生,卒業生,教員などの間で広く共有するべきものだと考えております.そのため,頂いたご回答の内容を整理させていただいた後に公開することをご了承ください.

以下の5点が現時点で思いつく問題点です.

  1. アクセシビリティ
  2. Flash の使用
  3. 速いPCのみ対象
  4. SEO
  5. ユーザビリティ

まず,このサイトはアクセシビリティをまったく考慮していません.視覚障害者の人にとっては,SFCのサイトは昨日から存在しないものになっています.実際に視覚障害者の知り合いはもう何もできないようです.我々の W3C は SFC の大きな産学研究プロジェクトとして 存在しますが,先週 その成果の一部として WCAG 2.0 (Web Content Accessibility Guideline 2.0)を Recommendation として公開しました.この内容に近いものが来年 JIS にもなる予定です.W3C をホストしている SFC の Webサイトが真逆のことをしているのは,非常に残念です.

2点目については,Flash は Adobe という特定ベンダーが提供しているアプリケーションであり,Adobe が提供しているプラットフォームでしか動きません.例えば,つい最近まで,Linux 64 bit の環境には Flash のプラグインは提供されていませんでした.大学の Web サイトとして,特定の環境でしか動かないコンテンツのみ提供するということは,大学としてのプレゼンスを下げていくと思います.

3点目は2点目の続きですが,例えば携帯電話など,PC以外からの機器からは SFCのサイトを見ることはできません.iPhoneなど,PCに近い能力を持っている機器でさえ,見ることはできません.また今年EeePCなどの Netbook が爆発的に普及しましたが,そのような環境でサイトを開くと,表示した後に操作ができないほど動作が重いです.大学のサイトとしては,むしろどんな機器からでも情報を閲覧可能なサイトにすべきだと考えます.例えば受験する高校生は,携帯で様々な情報を提供してくれる大学サイトと一部のPCでしかアクセスできないサイトどちらに興味を持つでしょうか.

また,大学サイトの価値として,情報をいかに発信していくかということがあるかとおもいます.例えば革命の舞台裏というトピック自体は良いコンテンツに見えますが,残念ながらFlashの中に全部含まれている以上,検索サイトに載る可能性が低くなります.検索サイトに載らない以上,明示的に大学のサイトを見に来ている人しか読まないので,相対的に大学サイトの価値が下がります.

5点目は 全般的にユーザビリティに欠けています.例えばトップページの検索についてですが,この検索でできるものがグラフの教員検索だけだとは思いませんでした.また一覧性の乏しく,何がどこにあるのかがわからないので,メニューのウインドウなどを何度もクリックする必要があります.

4点ほど改善案を提案したいと思います.

1. 代替の HTML の提供

Flash の環境を使えない人,望まない人のためにHTML版を提供して下さい.

2. サイト検索の提供

現在では何がどこにあるかさっぱりわからないので,サイトの全コンテンツの検索を提供するだけでも変わると思います.

3. トップページのグラフを別コンテンツとして提供

教員や学部の可視化としては面白い実験的な試みだと思います.これが教員紹介などのページにあるのであれば,印象はかわるのではないかと思います.今回批判される主な原因は,これをトップページで行ってしまったということだと個人的に思います.

4. RDF(a) を埋め込む

実験的な試みをしたいというのであれば,教員情報や日程などあらゆるコンテンツにメタデータを埋め込んで抽出できるようにしてもらいたいです.例えば3の可視化のデータとして,各教員のプロフィールなどが FOAF などで表現されており,それを外部のユーザが使用できるなどができれば世界的に注目されるのではないでしょうか.

まだまだ言いたいことはたくさんありますが,以上の点について,とりあえずご回答願えればと思います.

先週金曜日に,Web Directions Eastに参加してきました.前日にはW3Cの日本会員向けミーティングを行ったのでなかなかきついスケジュールでしたが,各講演を興味深く聴かせていただきました.他の仕事をするためにReceptionはお先に失礼させていただきましたが,有意義なイベントだったと思います.

Posted in W3C.

World Wide Web Foundationが設立されました。
World Wide Web Foundationは、仕様策定や研究、アウトリーチなどを包括的に支援することを目的としています。Timが受け持っている二つの団体 W3C (World Wide Web Consortium)WSRI (Web Science Research Initiative)を包括して、さらにアウトリーチや社会的な側面の支援も行う予定です。
詳しくはFAQをどうぞ。

先日Open Web Foundationというのも設立されていましたが、
目的は草の根的に仕様策定するのを支援することで、W3Cとはなんの関係もありません。むしろ関係のないところで行っているために価値のある団体かと思います。

MICROFORMATS – マイクロフォーマット

読了。microformatsは、既存の(X)HTMLの枠組の中で、HTMLに足りない意味情報を追加していく方法の一つです。この本はmicroformatsについて日本語で書かれた初めての本なので、資料として良いのではないでしょうか。microformatsは既にこのサイトでもたくさん使っていますが、まだ使ったことのないツールの紹介が結構あったので参考になりました。この記事は、本に書かれていたhReview WordPress plugin を使って記述してみています。このpluginで不満なのはdescriptionの要素にblockquoteを使うことです。何故自分の文章をblockquoteする必要がある
んでしょうか。hReview 0.3ではdivの例が書いてあるんですよね。他サイトにblockquoteで取り込まれることを前提に書いているんでしょうか。

文書を構造的に書くメリットや、意味情報を付加するメリットというのはなかなかうまく人に教えづらい話なのですが、microformatsやその関連のツール、例えばFirefox operatorに触れるのは、良いきっかけになるのかもしれません。

My rating: 4.0 stars
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アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。
一度ページを再読み込みしてみてください。

まぁ皆さん盛り上がっているわけですが、自分も少し試しました。
各種ベンチマークでも出てますが、Javascriptの処理はかなり速いです。わざわざwebkitのエンジン使わずに別実装しているだけはあります。Google Reader, GmailなどはFirefoxより快適に見られます。ただ、PDF, Javaなど、外部
プラグインが必要なものは、やたら動作が遅くなります。Javaの場合、
全然開けませんでした。普段使っているとあるシステムがJava依存なので
これだとまだ使う気はしません。
タイトルバーがなくなって、タブ毎にアドレス兼検索バーがあるのは思い切ったデザインですね。確かにタブブラウザが当たり前になった今、こっちのほうが自然かもしれませんね。

結論としては、まだFirefoxから乗り換えるということはないです。Firefox extensionにかなり依存した生活をしていますし、まだWindowsのみですし。
Mac/Linux版が今後出た後は、Googleサービス専用ブラウザとして使う可能性はあります。プラグイン的な機能は実装される予定みたいですが、個人的にはFirefoxのextensionが直接読めたりするといいんですけど。

集合知プログラミング – Programming COllective Intelligence

この二日間、集合知プログラミングを輪講していました。この本、こんな名前ですが、要するにWeb上のデータを対象とした機械学習の入門書です。普通の入門書と違うのは、数式がほとんどなく、代わりにPythonのサンプルコードが大量にあることです。数式読むよりもプログラム読む方が理解しやすい自分には最適。実際、式はあってもそれを実運用のプログラムに落とし込むのは段階を踏む必要があるので、サンプルコードがたくさんあるのはありがたいです。

Pythonはほとんど触ったことがないのですが、結構わかりやすいですね。ライブラリの量はPerl未満Ruby以上のようなので、Python真面目に使ってみようかしら。インデントが意味を持つのはなかなか気持ち悪いですが。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。
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